空調、予算、場所などなど、条件にピッタリのトランクルームが見つかったら、すぐに契約…と行きたいところですが、トラブル防止のために見学までしたうえで契約を行いましょう。
トランクルームの契約の流れ
トランクルーム契約までの流れは業者によっても異なりますが、具体的には以下の流れになります。
- step1
- WEBや電話で来店予約
- WEBや電話で予定を伝え、トランクルームの見学の依頼をします。ついでにこの時に、初月の利用料と保証委託料、敷金礼金についても確認しましょう。「見学までしたのに初期費用が高くて申し込めなかった」という事を未然に防げます。
- step2
- ②見学
- トランクルームの見学に行きます。事前に預けたい荷物の大きさなどを図っておきましょう。また、後ほど説明しますが当日必要なものも忘れずに。
- step3
- ③申し込み
- トランクルームを見学したうえで、条件に合えば申し込みを行います。保証人が必要な場合は書類だけ受け取り、後日郵送という形で申し込みを行います。
- step4
- ④審査
- 申し込み時に提出した書類をもとに審査を行います。業者によって期間は異なりますが、早い所だと1日で終わるところもあるようです。
- step5
- ⑤初期費用の入金
- 指定された初期費用を入金します。
- step6
- ⑥契約締結
- 業者側が入金の確認が取れたら契約締結です。トランクルームの鍵、もしくはカードキーが郵送されてきます。
- step7
- ⑦荷物搬入
- 荷物の搬入を行います。
トランクルームの契約時に必要な物
トランクルーム契約までの流れは分かりましたが、次に気になるのは契約時に必要なものです。個人、法人で必要なものは大きく異なるので、以下でそれぞれ説明していきます。
業者によっては多少異なることもありますが、あらかじめ準備できるものは早めにそろえて、スムーズに手続きが行えるようにしましょう。
個人で契約する場合
個人でトランクルームの契約を行う場合に必要になるものは以下の通りです。
- 印鑑
- 本人確認書類
- 勤務先の連絡先
- 第二連絡先
- 金融機関の届印
- 口座番号が分かる物
トランクルームの契約には、基本的にこれら①~⑥が必要になります。しかしクレジットカード決済を行う場合は、金融機関の届印と口座番号は不要です。
保証人不要の場合、見学時に上記に挙げたものをそろえておくと、そのまま契約が行えてすぐにトランクルームの利用ができるようになります。当日そのまま契約できるように、忘れ物がないかしっかり確認しておきましょう。
法人で契約する場合
法人でトランクルームの契約を行う場合には次のようなものが必要になります。
- 登記簿謄本
- 会社印
- 金融機関届け印
- 会社の口座番号
- 担当者の身分証明書
法人でトランクルームを契約する場合、金融機関届け印や代表者印など、持ち出しが難しいものもあるので「急いでるからその場で契約」というのは少し難しいかもしれません。
またトランクルーム契約時の登記簿謄本はコピーでも大丈夫ですが、多くの場合3か月以内に発行されたものでなければ受理できません。会社に保管しているものを使う場合は、古いものではないか確認も忘れないようにしましょう。
トランクルームの最低契約期間や解約金について
引越しなどで一時的なトランクルームの使用を考えている場合は、解約時の費用も気になるところ。業者によって多少の違いはあるものの、多くの業者では解約時に契約者に対して解約金請求は行いません。しかしトランクルーム内に著しい汚れや壁の破損などがある場合は、当然その修繕費は請求されます。
また、一時的なトランクルーム利用では最低契約期間も気に掛ける必要があります。最低契約期間をひと月などに設定している業者の場合、たとえ1日だけの利用であっても、請求は1か月分になります。途中解約による違約金こそありませんが、残りの日数分のお金が戻ってくるという事もありません。
しかし幸いなことに、最低契約期間を1日や1週間と設定している業者も少なからず存在するので、一時的な利用を考えている場合はそのような業者を探すようにしましょう。